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まちサポくさつ (公財)草津市コミュニティ事業団

団体インタビュー

おもてなしの心で、街をきれいに!

故郷を大切にする会

 故郷を大切にする会は活動を始め13年。夏の江州音頭総おどり・春秋の全国故郷まつり・市が行うイベントのお手伝い・まち並み研修ツアーに加え、福島県伊達市の風評被害に対して物産販売をする東日本大震災支援などの活動をしてきました。そして毎月欠かさず続けているのが街の美化活動です。

 「マンポ」と呼ばれる商店街のトンネル・旧草津川への石階段と道標・高札場周辺を月に一回清掃しています。草津宿本陣の近くとなるこの辺りは人の行き来が多いだけでなく、他市からもわざわざ草津宿本陣を見に来てくださいます。地元の人だけでなくせっかく草津に来てくれたお客様にも「草津のまちはゴミのない美しいところ」と記憶に残してもらう気持ちでいつも清掃しています。

 清掃活動を始めたころはまちの人々も「誰かが掃除をやってくれるだろう」とどこか無関心な感じでした。でも続けているうちに地元の人から「いつもありがとう」とお礼を言われたり、観光客の方からも「道路にゴミが捨ててないきれいなまちですね」とほめていただいたりと、そんなささいなことが励みにもなっています。

 「街をきれいにする」「コミュニティをつくる」どちらも地道なことですが、長く続けることが大事です。市民全員が「ポイ捨てを止めたその手でゴミ拾い」を実践して街じゅうの道路がきれいになり、子どもたちにも故郷・草津を誇りに思ってもらえればと願っています。    (代表 小見山 勝)

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