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まちサポくさつ (公財)草津市コミュニティ事業団

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4コマまんが くさつがわ家とお隣さん

 
 先生は…

 まちづくりは、関わる人が多ければ多いほど多様な豊かさや奥行きを見せてくれるものです。まちを見渡すと様々な人がいます。子ども、おとな、高齢者、障がい者、学生さん……等々。そんな中で、まちづくりになかなか関われない層の一つが中学生かもしれません。小学生の頃は様々な地域行事に参加してくれてたあの子やこの子も、中学生になった途端に学校の行き帰りに顔を見かけるくらい、ってのもよくある話です。

 その理由の一つが中学生になると急に忙しくなってしまうこと。勉強は難しくなるわ、試験や受験に追われるわ、塾には行かなあかんし、部活だって始まるし、人によっては友だちづきあいや恋愛と、それはもう大忙しです。「とてもじゃないけど、これまでみたいに“まち”に関わるなんて身も心も余裕がありません」なんて声が聞こえそう(笑)

 でも、「忙しい」だけが“まち”に関われない理由でしょうか?そこにはもう一つ、「関わり方がわからない」って理由もありそうです。現に中学校によっては学校が仲介してまちでボランティア活動をしたり、ボランティア部があったりするところもあります。そう、関わり方を示してあげると、「やってみたい」って子もいたりするのです。

 このお話では高齢者がスマホ操作に悪戦苦闘。家族にも相手にされず誰に聞けばよいのか困っていたところに、スマホが得意な中学生が現れます。今の時代、スマホはライフラインの一つにまでなりました。当然、多くの高齢者が手にしています。でも上手に扱えないと大切な情報をキャッチできなくなります。そう、これは立派な「まちの困りごと」。そしてきっと、イマドキ中学生ならスマホ操作はお手のもの。中学生と高齢者、こんなつながりもステキですね。

 これってやっぱり、みんなの問題。
 
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